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犬だって人と同じ生き物さ!愛犬の寿命を左右する「水分」「解毒力」「酵素」を犬のごはんにトッピング。

人とわんちゃんは違う生き物。って言う人いますね。

まさにその通り!なんですけど…ひとつ付け加えると「違う生態系」の生き物で、本来は人間と生活するはずではなかったということの意味なんですね。これをちょっと厳しく言えばむりやり人間界に連れてこられた動物とも言えなくありません。

だからこそ愛犬家のみなさんは雨でも犬を散歩に連れて行ったり、いろんな場面で見られる犬の本能的な部分をある程度許容しながら一緒に生活しますよね。

愛犬への愛情表現は十人十色で、いろんな方法があってそれはそれでいいと思います。でも…

“せっかく可愛いわんちゃんなら長生きしてほしくないですか?”

人間だって長生きするため食事に気を使います。犬も同じ。体に必要な成分を効率よく取り入れることであなたの愛犬はもっと健康になれます。元気の三原則「水分」「解毒力」「酵素」を実際にトッピングしてみましょう!

犬のごはんに「水分」をトッピング

体内の水分が不足すると、血流が滞りやすくなります。すると血液ドロドロ状態や、尿路疾患の原因を生んだり、また心臓などにも負担がかかりやすくなってしまいます。水分をしっかり補給し、それらのトラブルを予防・軽減してあげましょう。

ドライフードにスープをかけて数分。おじや状になったら与えます。肉や野菜などもゆでたスープと具を一緒にあげれば確実に水分補給もできますよ。

時間や適当な食材がない時にはぬるま湯やお水でもOK。缶詰などを代用してもOKです。また加熱しないで、肉や魚、野菜を生のままあげれば水分と酵素が同時に補給できます。

スープで水分補給

熱いスープはドライフードの栄養素が壊れるのでNG。

スープを作って人肌(30度)程度まで冷ましたらドライフードにかけてふやかします。ドライフードをベースにしたおじやをイメージしてくださいね。

スープは数日分の作り置きもOK。具と一緒に夏なら2〜3日、冬は4〜5日なら冷蔵保存が可能です。冷蔵保存したスープは、湯煎か電子レンジで人肌程度まで温めます。ひやひやスープは出来るだけ避けましょう。

・野菜のスープ

野菜を適量の水でゆでるだけ。ほうれん草だけはゆで汁にシュウ酸がでるのでゆで汁は使わない。クズ野菜、あまりものなども活用。複数の種類の野菜を混ぜてOK。

・お肉のスープ

牛肉や鶏肉など手に入りやすいお肉を用意。アクにはそのお肉に含まれている化学物質がたまっているので、しっかりアクをすくう。冷凍保存したお肉でもOK。

・お魚のスープ

ドライフードの主流は肉。生タラやヒラメなど、出来るだけ白身のお魚を用意し、体に不足しがちなお魚の油をしっかり補給。切り身を一口サイズにカット。

・骨付き鶏のスープ

手羽先、手羽中、手羽元などの鶏手羽を活用。手羽先はだしをとったら、軟骨部分はそのまま与える。コラーゲンやカルシウムの補給、歯のケアにも役立つ。

・だしのスープ

昆布やシイタケ、削り節でだしをとる。昆布やシイタケはみじん切りにするかフードプロセッサーでペースト状にして一緒に与える。ミネラル補給もできる。

・スープの作り方

十分な量の水に肉・魚や野菜、その他の具材を入れる。肉や魚は1㎝角に、野菜はできるだけ細かくみじん切りに。1〜2分ゆでたら30度前後に冷やします。

お肉・お魚で水分補給

お肉・お魚は良質なタンパク源。もちろん水分たっぷりの食材です。

新鮮なお肉やお刺身が用意できれば生でドライフードに乗せてあげてもいいですし、加熱してもOK。豚肉だけはトキソプラズマという原虫の心配があるのでしっかり火を通してください。

お魚は旬のものを、養殖ではなくてできるだけ天然物を選びます。栄養価の高いレバーやハツなど内蔵も活用。生食に抵抗がある場合は、1〜2分ゆでれば雑菌の心配はなくなります。ゆで汁はスープとして与えましょう。

野菜で水分補給

ビタミン、繊維質などたくさんの栄養素を含んだ野菜。水分をふんだんに含んでいるのも野菜の特徴です。

生のまま、または温野菜にしてゆで汁ごとドライフードにかけます。おなかが強いコには生野菜、おなかが冷えやすいコには温野菜といった使い分けもできます。

新鮮であればあるほど栄養価が高くなります。水分が多いのはキュウリ、大根、白菜、レタス、トマト、キャベツなど。いも類、根菜類は皮ごと食べれば栄養満点です。

犬のごはんに「解毒力」をトッピング

体内に溜まっている毒素を食材の力で排出!出して、入れる!それが長生きの秘訣。

知らず知らすの内に日常的に体内に取り込んでしまっている毒素。毒素の排出=排毒がうまくいかないと、皮膚トラブルや便秘のトラブルなどがおきやすくなります。
そのまま放っておくと血液が汚れ、細胞も変性してしまうなど、様々な病気の原因を引き起こすことにつながります。

ごはん、ということどうしても「栄養補給」に目がいきがちですが、体内に毒素が溜まっていれば、いくら良いごはんをあげても栄養は十分に吸収できません。犬の健康のためにはまず「出す!」が鉄則。食物繊維やミネラルを積極的に摂取して体内毒素をどんどん排出しましょう。

タウリンで解毒応援

解毒は、主に肝臓と腎臓がその作用をつかさどってます。

タウリンは魚介類や肉類に豊富に含まれるアミノ酸の一種。肝臓の解毒力を高める作用があります。特に「しじみ」や「ホタテの貝柱」には豊富に含まれています。

加熱することでゆで汁にタウリンが流れ出すのでゆで汁ごと与えるようにしてください。におい付け効果もあります。身だけを与えてもタウリン効果は低くなるので注意。できるだけ新鮮な材料を用意しましょう。

食物繊維で解毒応援

野菜にはたくさんの栄養素が含まれていますが、中でも食物繊維の働きには注目です。
食物繊維はダイオキシンなどの有害物質を体内に排出し、また排便の促進にも役立ちます。

「ごぼう」、「さつまいも」などの根野菜や「きのこ」も繊維質たっぷり。きのこはノンカロリーに近いので、何かと便利です。根野菜は皮ごとすりおろし、さっと火を通して。きのこはみじん切りにするかフードプロセッサーでペースト状にします。細かく、細かくが基本。

ムチンで解毒応援

「納豆」、「おくら」、「里いも」、「モロヘイヤ」、「山いも」などに含まれるヌルヌル成分がムチンです。

体内で解毒作用のある成分を取り出し、肝臓や腎臓の働きを助けると言われています。熱によわいので、生のまま与えるか加熱を最小限に抑えるなどの工夫が必要です。

ミネラルで解毒応援

地球環境の悪化で普通に生活していても体の小さなわんちゃんは有害ミネラルがたまりやすくなっています。
体内のミネラルバランスをよくすると有害物質が排出されやすくなります。

必須ミネラルが豊富なのは「海藻類」。海藻類は1度火が通っているので雑菌の心配も無用。水で戻して細かくみじん切りにして与えましょう。

犬のごはんに「酵素」をトッピング

寿命を左右する酵素。しっかり補給して長寿に。

酵素というと消化を助ける消化酵素が有名ですが、酵素の働きは消化だけではありません。息をするのにも体を動かすにも排泄をするのにも酵素が使われます。

犬の体内酵素は年をとると減ってきますし、またストレスによっても消耗します。酵素不足が顕著になると、疲れやすくなり、さらにストレスに弱くなって、それが原因で様々な病気にかかりやすくなります。

酵素は生の新鮮な食材や発酵食品で補給できます。またサプリメントで補給することでさらなる効果が期待できます。酵素を効率的に補給しましょう。

生の野菜でプラス酵素

生野菜には酵素がたっぷり。

もともと肉食の犬には野菜は必要ないという説もありますが、そんなことはありません。犬は昔、獲物を捕まえたときには、必ず「内蔵」から食べてました。それは内蔵にはその獲物が食べていた未消化の野菜、つまり「酵素」がたっぷり入っていたからです。

犬の唾液や消化器官は野菜を消化しづらいため、与えるときは細かくみじん切りにしましょう。

※ビタミンB群を一緒にとるとより効果的です。緑黄色野菜に豊富に含まれています。

・生で食べられる緑黄色野菜

小松菜、おくら、かぶの葉、京菜、クレソン、ケール、サラダ葉、大根の葉、トマト、にんじん、みつば、スプラウト系

・発酵食品でプラス酵素

「納豆」、「味噌」、「お酢」などの発酵食品を与えましょう。

ただしお味噌は天然醸造、お酢は純米酢。一般に売っているものは合成品が多いので自然食品屋さんなどで調達を。納豆はひきわりの方が消化がスムーズ、お味噌やお酢はほんの少しだけ。十分な水分を摂取していればお味噌の塩分は体内に蓄積しないものです。頻繁にあげずに週一回程度に。

・くだものでプラス酵素

「リンゴ」や「メロン」、「バラ科の桃」など。細かく切っておやつがわりにあげれば酵素補給になります。「すいか」や「いちご」も犬が喜ぶ食材です。ただしバナナなどトロピカル系の輸入フルーツは控えめに。南国フルーツは体を冷やします。皮膚疾患や耳だれなどのトラブルのある犬は特に注意。体が冷えてトラブルの悪化につながります。

・生肉・生魚でプラス酵素

生で食べられるお肉は「馬」、「鶏肉」、「牛」ですが、牛はアレルギーのある犬が多いので注意。

鶏レバーや鶏ハツなどは、それぞれ心臓・肝臓応援してくれます。血のついたままであれば鉄分も補給できます。

完全栄養食の「卵」は生で与えられるのは卵黄だけ。また「マグロ」や「かつお」、「ひらめ」のお刺身は新鮮なものをあげましょう。生肉を与える時は生の緑黄色野菜を加えるとより効果的に酵素補給ができます。

・生で食べる際の注意

生といっても軽く火を通した「レア」であたえれば雑菌の心配は少ない。

なんといっても鮮度が一番。少しでも色が変わっているものは酵素も少なくなっているし、そういう場合は菌の心配もあるので火をよく通す。冷凍・解凍をくりかえしたものもNG。

生食として活用できるのは、信頼のおける店で購入した新鮮なお肉、もしくは「生食用」と明記されたもの。

以上、ちょっとしたお勉強でした。

出典:トッピングごはん基礎BOOK

わんちゃん情報お待ちしてます。